BTT2016の日記

美容師ってなんだ。お前らそんなんでいいのか?

美容師に一言以上物申す!3

「掛け持ちができていないだろ」

今日もお前のモヤモヤを取り除いてやる。
営業中、ヘルプに入るのが嫌になることがあるだろう、その理由は分かるな?そう、アイツの手が遅いからだ。まぁ店が必要以上に予約を取るのも問題だが、今日の論点は「掛け持ちができないスタイリスト」についてだ。ほとんどの店ではそういうスタイリストのことを諦めていないか?諦めているだろう?正直に言っていいんだぞ!ここは自由な場だ。なんでアイツのためにヘルプに入らなければならないのだ。他の優秀なスタイリストにヘルプを入ったほうがいいだろう?なんで店は終礼で軽く話をするだけで核心に迫らないのだ!ってお前は思っているばすだ。

そんな軽い話しかしない店なんか辞めちまえ!本気度が足りないうえに、知識も知恵もない!そんな店で働いていても成長はないぞ、お前にはもっと合った美容室がそこらじゅうにある。なんなら斡旋してやるぞ。

さてとだ、お前の店の責任者がやれないこと、できないことを教えるのが俺の役目だ。そしてお前の心を動かすことがこのブログの目的だ。今から動かしてやる。簡単なことだ。なぜなら整理をすればいいだけだからだ。書くぞ。

「掛け持ちができているとはこういう状態のことだ」

1、設定時間内に余裕をもって終わることができる。
→あたりまえだ。お客様は遅れることがあるし、メニューの追加もある。それにクロージングで店販の説明の時間、後片付け、そして自分もトイレに行って、お茶も飲みたいからな。それを踏まえて15分前には終わりたいし、終わらなければならない。
カットが60分の設定なら45分
カットとカラーが120分なら105分だな

2、アシスタントをつけずに100万売上げることができる。
→100万は言い過ぎ?そんなことはない。できるぞ。できなければアシスタントを使う資格はない。

3、ヘルプが1つで済む。
→技術を分解してみる。
・カット(ヘルプは無理)
・カラー塗布
・カラーシャンプー
・ドライ
・パーマの薬剤をつける
・パーマのロッド外し
・トリートメント
カット以外は全部ヘルプができる。できるスタイリストはだな。本当に必要なときに1つだけ頼むものなんだ。もしだ、カラーのみで来店されたお客様がカウンセリングだけして、塗布もシャンプーもドライもアシスタントがしてみろ。お客様も担当者もアシスタントも皆がおかしいと思うだろう?
そういうことだ。

3、ヘルプが1つでもそこから15分以上待たせない。
→当然だな。カラーシャンプーだけしてもらって、大丈夫だよ!なんて担当者が言ってもウエットのまま30分放置されてみろ。お前はその間ずっとヒヤヒヤし続け、そのお客様は失客へまっしぐらだ。本末転倒だろう。
しかもそういうスタイリストにかぎって、なんでもっと会話を繋げないんだ!と怒りだす。

4、掛け持ちをしてお待たせしても次に影響しない。
→まぁどうしてもだな、30分押してしまった。そういうこともある。しかしだ、その次のお客様には関係ないだろう。そしてさらにその次のお客様にも関係ないだろう。
具体的に説明するぞ。
カットカラーの予約で10時に来た。次のお客様はカットカラーで12時だが1人目のお客様が12時30分に終わってしまった。その影響で12時のお客様が14時に終わる予定が14時30分になってしまった。その影響で14時に3人目の予約のお客様がはじまったのが14時30分からになってしまった。これは掛け持ちができているとはいえない。できるスタイリストは次のお客様に影響を与えないでできる。

5、時間を意識しても技術が雑にならない。
→次の予約や時間を気にして本来トリートメントがどうしても15分かかるものを5分で終わらせた。マッサージで7分かけるところを3分で終わらせた。こういうどうしようもないやつが店の足を引っ張り、美容業界のレベルを落としている。省けるところと省けないところの区別もできないヤツは掛け持ちはしないほうがいいだろう。

6、片付けながらの仕事ができる。
→当然ながらできるヤツは何をやってもできる。できないヤツは何をやってもできない。ワックスの蓋は開けっぱなし、クロスはワゴンにどさっ、タオルもグシャッと置く、ドライヤーは隣のカットチェアに置き、手鏡も元に戻せない。そんなヤツは掛け持ちをする以前にスタイリストではなくアシスタントからやりなおすべきだな。


では、掛け持ちができていないヤツがどうするか。

1、モデルをする。
→紙にそのときのタイムテーブルを計画を立て書き写す。そしてできるスタイリストに見てもらいながらストップウォッチと一緒に進める。
できないヤツは、できない(何にも言わない)スタイリストに見てもらったり、自分で勝手にやるからな。そんなの意味ねえぞ。仲良しこよしの練習は時間と労力と経費の無駄だ。止めろ!

2、できるスタイリストを見る。
できないスタイリストほど、自分はできていると思い込んで営業中、人の技術や、やりとりを見ない。あいつは手が早いだけで技術は雑だ!なんて言って(思って)見ない。ふざけんなって思うがそんなヤツばかりだから俺は慣れたが、お前はまだ免疫がないから腹が立つだろう。

3、責任者の決断。
→まぁ最後は店の方針だからな。できないとわかっていて、あえて掛け持ちをさせるところもあるだろう。たとえお客様を犠牲にしたとしてもそういう責任者は責任の所在をできないスタイリストに向けるのだが、それも問題だ。だいたいが「お前(掛け持ちができない担当者)が遅いからお客様に迷惑をかけているんだぞ!」ってそりゃできないのにそうさせているのもお前(責任者)なんだぞ!って言い返すところだ。

 

いいか!良く聞け。
これをスタッフルームに貼るんだ!
なぜなら本人は分かっていないからだ。分かっていないことを分かれといっても断片的だから言い訳がましくなるんだ。だから整理したものを貼れ!

で、貼らないだろう。
なぜ貼らないかって?そりゃ覚悟がないからだ。