BTT2016の日記

美容師ってなんだ。お前らそんなんでいいのか?

美容師に一言以上物申す!4

「お前の客は誰だ!」

12月に向けて店の取り組みとして何かしているか。えっ!まだだ?残念だな。もう1ヶ月切るぞ。どうすんだ、まぁいい。

本題に入る。
知っているか、お前の客が誰か?そんなのお客様に決まっている、なんていう単細胞なヤツが多いからこのブログがより意味がある。嬉しいぞ、「お客様」なんて答えてくれて。
そうだ、お客様だ。あたりまえだな。しかしな、じゃあお前に給料払っているのは誰だ?この質問をすると、「店(会社)」と答えるだろう。そうなんだ。これがベネフィットだ。
「お客様を大事にする理由は店から給料をもらうため」
直接的なものはお客様だが、どんだけ客から好かれても店から好かれなければ給料は下がる。これは分かるだろう。お客様に4時間かけてカットカラーして喜んでいただけても、そんなペースの美容師に店は50万も給料払いたいと思うか?指名はとれるけど、100万の売上にたいしてアシスタントを3人使っているヤツに給料50万払いたいと思うか?売上はだせるけど、遅刻ばかりするヤツ、愚痴ばかりいうヤツに払いたいと思うか?つまり店に好かれるために客に好かれる。これが答えだ。まぁどっちともだがな。その原理・原則を元にたどるとだな。
⚪アシスタントのお客様は「技術を教えてくれる先輩」
⚪スタイリストのお客様は「店長」
⚪店長のお客様は「店とスタッフ」
⚪経営者のお客様は「スタッフ」
これが成り立つんだ。経営者はスタッフがいなければ、どれだけ顧客がいてもやっていけないんだ。また指名客は50%が店がよくてたまたまそのスタイリストを指名しているのと、もう50%がスタッフに顧客がついている。だからよりスタッフを満足させることで繁栄ができるわけだ。まぁスタッフのことを人財なんていう言い回しもあるくらいだからな。これがわからずに横柄な態度をとっている経営者はバカだ。スタッフが可愛そうだから選手(社長)交代だ。
さてここまで教えればお前のなかでパラダイムシフトの曲が流れてきただろう。パラダイスじゃないぞ、パラダイムだ。曲?そんなのなんでもいい。AKBでも流しとけ。いいか、「パラダイムシフト」だ。お前のなかで常識だと思っていたことが違ってきただろう。そしてそれを認識できたら、それがパラダイムシフトだ。人間は常にパラダイムシフトが起きている。パラダイムシフトがないヤツは成長がないただのエゴだ。そう殻にとじ込もって「俺は、」って言っているヤツ。まぁ美容室のなかで俺は、なんていうヤツはごまんといるけどな。そんなヤツにパラダイムシフトはない。30のベテラン美容師になっても子供だ。せいぜい残りの美容師人生を楽しめ。そうだ後がない分、今を楽しめ。パラダイムシフトがあるヤツは30以降も大丈夫だ。だから今は苦労しろ。目的があるなら別だが、業務委託なんかで働くな。腐るぞ。美容師の墓場だ。もちろん業務委託にもメリットはあるがな。話を戻すぞ。
お前の現在の客は誰だ?親か?オーナーか?先輩か?顧客か?彼女か?いいんだ誰だって、お前のなかの優先順位を大切にしろ。彼女が客だって構わない。独立をするとき資金を援助してくれるかもしれないからな(笑)
おっと失礼、ここは笑うところではない。

まとめるぞ。お前が自分の客を自覚することで成長が一気に早まるんだ。言いことだぞ。割りきれ!それが社会だ。生き残るには自覚するんだ。淘汰されちまうぞ。お前のなかのキャズムはそこなんだからな。そして自分が嫌だと思う相手が客だ。お前が話しやすい相手や、親しくしてくれるヤツはなんでもない。顔や金が目当てであり、自分を許してくれるヤツだ。仲良し集団から抜けろ!プロになれ。嫌いなヤツが客だ。