BTT2016の日記

美容師ってなんだ。お前らそんなんでいいのか?

美容師に一言以上物申す!16

「こんな客はどうする?」
低価格の美容室がどんどん増えてきているな。当然、料金に見合ったサービスを提供をするわけだが、省けるところと省けないところがある。まぁ何がというのは店によって違うからいいとして、カウンセリングが終わって、いきなりカットやカラーをするのはいたって普通なわけだ。プレシャンプーをしないところが多いだろう。なんなら縮毛矯正もデジタルパーマもいきなり、1液を塗り始めるとこは少なくないはずだ。
しかしだ。
もし、お客様がブリーチ毛だが綺麗にその上から黒染めをしていて、さらに綺麗にコテをして来店された場合、本当に見抜けるだろうか?見抜けずにパーマ液をつけたら、当然髪は溶けるだろう。しかし見抜くには相当慎重にカウンセリングをしなければいけないわけだが、低価格の美容室でそんな時間とそこまでのクオリティを美容師は発揮するだろうか?あるいはそういうことが見抜ける環境だろうか?そこまでいうと、そういう客はもっと普通の美容室に行け!となるわけだが、現実は普通に来る。いや、低価格だからこそ、そういうお客様が来る。ようは美容室の事情なんか知らん客だな。それであとから「思ってたよりも傷んだんだけど、どうしてくれるの?」って、おいおい。となるわけだ。さて、あくまで例えだが、そういうリスクを背負いながら、薄利多売の商売をお前らはしていていいのか?といっても成り立っているんだから、俺がどうこういうことはない。しかし、リスクマネージメントはしといたほうがいいぞ。最近は、リクルートからもサロン保険が出たしたな。安いぞ。入っといたほうがいいぞ。それでだな、サロン保険に入ることなんかどうでもいい。リスクマネージメントとはスタッフ教育と仕組みにある。物に頼っているうちはリスクマネージメントとはいえない。責任者はそんなときどうするのか、普段からこういう場合はどうするのか、報連相はどうするのか、お客様のケアはできるのか、そんなことを普段から責任者がスタッフ達に発信して、認識させることがリスクマネージメントだからな。お前の店はどうだ?