BTT2016の日記

美容師ってなんだ。お前らそんなんでいいのか?

美容師に一言以上物申す!47

「客は神なのか!?」

最近、グレージュなど本来の髪の色から遠い色が流行っているな。たしかにカラー剤も進歩したおかけでブリーチなどすればかなり近い色を楽しむことができる。しかしだ、最近って普通の明るさでもグレー系(シルバー、グレージュを含む)を求めてくる客が増えていないか?俺的には8~10レベルほどのグレー系はブラウンにしか見えんぞ。それを美容師も客も「わぁ~、グレーってこういう色なのね」っておかしくないか?おかしいっていうのは、それで満足する客ならいいのだが、本当のグレーを求めているヤツに8~10レベルほどでグレーをするかどうかだ。カウンセリングはしっかりするだろうが、こんだけ8~10レベルでグレー系を喜んでいるヤツが多いと、カウンセリングも“普通”にならないか?あ~、いつも通りの(ブラウン系の)グレーなのね、みたいな。客的には本当のグレーだと思ってきたのに、仕上がってみたらなんかただのブラウンみたいな。しかもだぞ、低価格ほどそういう客が多い。低価格なのにカウンセリングで説明をしっかりしてほしい。ってそれってどうなの?低価格だろうがちゃんとカウンセリングはするだろうけど微妙なカラーをしたいんなら最低でもワンカラーの料金だけで6,000円くらいの店でやったもらったほうがいいんじゃねぇか?カットとカラーで4,000円前後で綺麗なグレー系を求めるのって俺的にはモンスターだ!しかし客はそんなこと思っとらんぞ。4,000円払えばやってくれると思ってる。ってことは美容師の力量次第か。たしかに4,000円だろうと金は金だ。美容師のモチベーションが低かろうとやんなきゃならん。しかしだ、カットとカラーで4,000で神経擦りきらすような技術ってどうなの?ここで勘違いしてほしくないのが、安かろう悪かろうではないということだ。美容室側も客を教育せんといかんのではないか!ということだ。4,000円からカット代抜いたら、カラーだけで2,500円程度だろう?だとしたら微妙な色をしたい客を断ればいいんじゃないか。いや、断るといっても美容師の話をちゃんと聞く客なら良いと思うぞ。美容師の話を聞かないで自分の世界に入ってるヤツっているだろう?そういうヤツを教育することは悪いことではないぞ。やってからでは遅い。やる前に断っちゃえ!断ることも技術だ。なんでもこなせる美容師は称えられるが、モンスターを増やすことはないぞ。時間と料金と店の方針のもと、客をあまやかしたらダメだ。