BTT2016の日記

美容師ってなんだ。お前らそんなんでいいのか?

美容師に一言以上物申す!60

「エイベックス松浦勝人社長、長時間労働是正勧告を受け持論 『法律が現状と合っていない』」

http://m.huffpost.com/jp/entry/13806948

ほぅ、こんな記事がでた。美容業界はどうだ。俺は美容業界は元々、世間の常識から離れた業種だと考えている。そこに8時間+週休2日制+残業代+社会保険を入れたら、いくら大手でも成り立たない。どんだけ企業努力したって不可能だぞ。なぜなら生産性が低いから。その文化を作ったのは日本の先輩美容師達だ。いいか、カット料金を最低8,000円(税抜)にしないと無理だ。これが根本だ。全国のカット料金の最低ラインが8,000円。もちろんカットが10,000円も普通。イギリスがそうだな。しかしだ。資本主義社会における日本はデフレや競争相手の激増により、値下げをすることで成長してきた。一般的には100円ショップ。美容業界では1,000円カット。オジさんの味方だろうが、1,000円カットがでたもんだから日本の美容業界はさらに厳しさが増した。そこに50万という途方もない広告費の高さ+物件家賃の高さ。まぁ田舎にいけばどうとてもなるだろうが、田舎には田舎の難しさがある。つまりだ。一人あたりの美容師が長く(長時間労働) 働くか、完全歩合制にして本人に委ねるか。どちらかだろうなぁ。業務委託だって今や社会保険の波、求人難、税の壁がある。いくら日本が正しい方向に目線がいったとして、いけてない美容室は淘汰されるべきだ!といってもねぇ。そりゃそうなんだが、今の流れだと余計、魅力のない美容業務になるぞ。といっても、どう転んでも一度、でっかくたくさんの美容室が潰れんと美容室は発展せんぞ!パイがでかすぎなんだよ。美容室数の多さ、そこにつけこむリクルート、税金、社会保険。美容室が今の3分の2になって、リクルートから卒業すれば、5年くらいは暗い雰囲気になるだろうが、そのあとはいけてる業界になるだろう。逃げ恥でも言っていたが、労働の対価とはなんぞや。