BTT2016の日記

美容師ってなんだ。お前らそんなんでいいのか?

美容師に一言以上物申す!45

「No.2次第だ!」

美容室に限らず、責任者ってのは“俺が全て”になりやすい。なぜなら責任感のないやつに任せて上手くいかなかったとき、ソイツはあっけらかんとするが、任せたほうは責任が重くのしかかる。売上を入金するために銀行に行かせたが、途中でなくした!なんて言われてもその責任は任せた人になる。もし1週間分の店の売上ならそれを全部、責任持てと言われたらどうだ?10人で客単価7,000円の店なら、1日の売上はだいたい30万くらいだろ。それが7日分だから210万だぞ!そんなの個人の責任で負担できるか?ほぼ無理だろ!そんなリスクがあるくらいなら任せるよりも自分で行くってなるよな。普通だ。これが締め作業も同じだ。任せることによって不正をされるかもしれない。他にも何か任せるということは常にリスクがある。カルテを持ち出されないだろうか。店の鍵を渡しても大丈夫だろうか。クレーム対応できるだろうか。サボっていないだろうか。そんなことを考えたらキリがないし、自分の休みがなくなる。だからな、どうしろかっていうと、さっさとNo.2を育てろ!No.2がマネージメントをし、責任者はマーケティングをする。それが役割分担だ。マネージメントは直訳すると「管理」だ。美容師達の管理、数字の管理、お金の管理、店の管理などだ。マーケティングとは戦略のことだ。次の出店の計画、新メニュー、キャンペーン、顧客分析、流行りの変化の分析、店の目的など、やることがたくさんある。それをマネージメントと一緒にやるのは大変だぞ。なぜならマネージメントは時間がかかるからだ。スタッフとじっくり話し合うのっていくらでも時間が過ぎる。そんなことをトップがやっていたら、店は成長せんぞ!リスクを承知で割りきれ!人を信じて任せられんヤツは器が小さい。小さいだけなら誰でも最初は同じだからいい、しかし少しずつ容量を自分で増やすんだ。じゃなきゃ、疲れんぞ。